株式会社ラキール(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 努)は、クラウドシステム開発・運用基盤「LaKeel DX」において、Anthropic社が提唱する新しい共通規格「MCP(Model Context Protocol)」に対応し、AI機能を大幅に強化したことを発表しました。
これにより、企業がこれまで蓄積してきた既存の技術資産を、AIエージェントが扱える「道具」として再利用することが可能になります。AIが自律的に業務を遂行する「自働化」を実現し、生産性向上を支援します。
背景:AIエージェント活用の壁
2025年は「AIエージェント元年」とも言われ、人間に代わって自律的に考え行動するAIエージェントが急速に広がりました。2026年には、その活用がさらに進み、社会やビジネスの在り方そのものが変化していくことが予想されています。
一方で、AIエージェントの本格活用には課題もありました。特に「AIと既存の業務ツールやシステムとの連携」は大きな障壁となっており、個別に連携プログラムを開発する必要があるため、システムの複雑化や保守性の低下を招いていました。
こうした課題の解決策として注目されているのが、生成AIと外部ツールやデータをつなぐ共通規格「MCP」です。MCPは、AIエージェント時代を支える新たなインフラとして期待されています。
LaKeel DXが実現する「資産が生きる」AI活用
LaKeel DXは、システム機能を「部品(マイクロサービス)」として管理し、それらを組み合わせて柔軟にシステムを構築できる開発・運用基盤です。連携しているツールや機能はカタログ化され、再利用可能な形で管理されています。
今回、この仕組みに「MCPサーバー」機能を搭載したことで、カタログに登録されたすべてのツールや機能を、AIエージェントが「自分で使える道具」として認識できるようになりました。
これにより、以下のような効果が期待されます。
- 既存資産のAI化:既存の業務機能やデータを、そのままAIと連携可能な資産として活用
- 保守性の向上:個別連携が不要となり、システムのメンテナンス性が向上
- 自律的な業務実行:AIエージェントが必要な機能を選択・組み合わせ、業務フローを自動で完結


LaKeel HRをはじめとするLaKeelシリーズの各種業務システムは、すでにLaKeel DX上で構築されており、AIエージェントを即座に活用できる点も特長です。
活用例:人事業務における自働化
たとえば統合型人事システム「LaKeel HR」では、育休復帰者の配属検討といった業務もAIエージェントが自律的に支援します。
人間が「育休中の社員が復帰するため配属案を検討してほしい」と指示すると、AIエージェントは意図を解釈し、各部門の職務内容やスキル要件、評価履歴、予算データなどを自ら収集・分析。その結果を基に、根拠を備えた配属提案書や稟議書を自動で作成します。
AIエージェント時代を支える基盤へ
LaKeel DXは、MCP対応によりAIエージェントが既存システムを自然に扱える環境を整え、業務の「自働化」を現実のものとします。ラキールは今後も、企業のDX推進と生産性向上に貢献するプロダクトの進化を続けていくとしています。
出典:PR TIMES(株式会社ラキール)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000054301.html

