Hyundai Motorの新型「NEXO」、水素技術と電動モビリティの新たな基準を確立

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Hyundai Mobility Japan株式会社は、Hyundai Motor Companyが開発した
次世代燃料電池車(FCEV)新型「NEXO(ネッソ)」について、
水素技術と電動モビリティの分野における新たな基準を打ち立てるモデルとして発表した。

新型「NEXO」は、総出力190kWを発揮し、
約5分の水素充填で最大航続距離826km(WLTP基準)を実現。
前モデルから大幅な性能向上を果たしている。

「e-Handling」や「Smart Regenerative System(スマート回生システム)」、
空力性能の最適化などの先進技術により、
走行性能とドライビングエクスペリエンスの両立を実現。
欧州仕様では最大1,000kgの牽引能力も備えている。

次世代燃料電池車「NEXO」の開発背景とグローバル展開

新型「NEXO」は、Hyundai Motorの電動化車両ラインアップの中でも
中核を担うモデルとして位置づけられている。
ゼロエミッションモビリティの新たな可能性を示す存在として、
2026年初頭のグローバル発売を予定している。

2025年11月には、Hyundai Motorが世界各国のメディア関係者を韓国に招き、
次世代燃料電池車「NEXO」を体験できる特別試乗イベントを実施。
卓越した航続距離、パワー、洗練された走行性能を披露した。

進化したパワートレインが生む卓越した走行性能

新型「NEXO」は、燃料電池(FC)およびパワーエレクトロニクス(PE)システムの両面で
大幅な進化を遂げている。

新たに開発されたPEシステムでは、
バッテリー出力を従来の40kWから80kWへと倍増。
効率性を高めた水素燃料電池スタックと連携して動作する。

新型スタックは最大総出力110kW(従来比+16%)、
正味システム出力は94kW(従来比+11%)を実現。
これにより、システム全体の総合出力は135kWから190kWへと大きく向上した。

モーター出力は150kWに達し、
0〜100km/h加速は従来の9.2秒から7.8秒へ短縮。
力強くスムーズな加速性能と、余裕ある追い越し性能を備える。

また、水素貯蔵システムの改良により、
キャビンスペースを損なうことなく貯蔵量を6.33kgから6.69kgへ増加。
低温環境での始動性向上や耐久性改善、
「ウェイクアップ」防凍機能の導入により、
寒冷地でも高い信頼性を確保している。

先進技術が支える効率性とハンドリング性能

新型「NEXO」は、アンダーボディ形状の最適化やエアフロー制御により、
空気抵抗を低減しエネルギー効率を最大化している。

走行騒音を抑制する「Active Noise Control-Road(ANC-R)」や
吸音性能を備えたタイヤの採用により、
NVH性能も大幅に向上。
静粛性と上質な乗り心地を実現している。

革新的な「e-Handling」システムは、
モーターのトルク制御によりグリップ力や操舵応答性を高め、
安定性と俊敏性を両立。

さらに「Smart Regenerative System(SRS)」は、
ナビゲーションデータや前方車両情報を活用し、
回生ブレーキ量を自動制御。
ドライバーの操作負担を軽減しながら、
快適で効率的な走行を支援する。

欧州仕様では、最大1,000kgの牽引能力を実現し、
このクラスで初となるFCEVのトーイング対応モデルとなった。

快適性と直感性を高める先進インテリアと装備

コラム式シフトレバーの採用により、
センターコンソール周辺の空間効率を向上。

Connected Car Navigation Cockpit(ccNC)は、
2つの12.3インチカーブドディスプレイを統合し、
OTAアップデート、ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto、
生成AI音声認識に対応する。

Bang & Olufsen製プレミアムオーディオ(最大14スピーカー)、
ヘッドアップディスプレイ(HUD)、
高速スマートフォン充電、Digital Key 2、
Vehicle-to-Load(V2L)機能など、
日常利用を支える装備も充実している。

デジタルセンターミラー(DCM)や
デジタルサイドミラー(DSM)、
リアオキュパントアラートシステムなど、
安全性と利便性を高める機能も搭載されている。

包括的な安全設計と先進ADAS

新型「NEXO」は、主要な国際安全評価プログラムで
最高水準の評価獲得を目指して設計されている。

マルチスケルトン構造の車体に最大9個のエアバッグを搭載。
高張力鋼板やホットスタンピング技術により、
衝突時のエネルギー分散性能を高めている。

最新のADASを統合し、
衝突回避支援や乗員保護性能を総合的に強化。
安全性を最優先に設計された一台となっている。

「Art of Steel」デザインと持続可能な室内空間

新型「NEXO」は、Hyundai Motorの新デザイン言語
「Art of Steel」を採用。
スチールの強靭さと造形美を融合させたエクステリアが特徴だ。

HTWOランプや4ドットランプがブランドアイデンティティを強調。
6色のボディカラーと三層塗装プロセスにより、
多層的な表情を生み出している。

インテリアには、再生素材やバイオ素材を積極的に採用。
広い室内空間、最大993リットルの荷室容量、
プレミアムリラクゼーションシートなどにより、
快適性と実用性を高い次元で両立している。

水素モビリティ分野でのHyundai Motorの展望

新型「NEXO」は、Hyundai Motorが約30年にわたり培ってきた
燃料電池技術の集大成ともいえるモデルである。

水素ブランド「HTWO」を中心に、
FCEVインフラの拡充と持続可能なモビリティ社会の実現を推進。
BEV、HEV、FCEVを網羅する電動化戦略の中核を担う存在として、
水素モビリティ分野でのリーダーシップをさらに強化していく。


出典:PR TIMES掲載の発表内容を基に編集

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000292.000095868.html

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